ドライバーは無限に存在するわけではない 風俗業界

「いまから15分以内で来てよ。着かなかったらキャンセルね」
「ドライバーの○○さん、ちょっと合わないのでもう乗車は難しいです」
営業中にお客様からかなりタイトな到着時間を言い渡されたり、
或いは働く女性とドライバーさんとの間にトラブルが起きたためにそのドライバーさんの車に
乗車をしたくないと女性から告げられるケースがございます。

利用者からすると電話をすればすぐに女性がくるという感覚の方が非常に多く、
一方で働く女性の中には出勤すれば既にドライバーさんが無限に存在し、
あちらこちらにドライバーさんが車を走らせている、
こういったイメージをお持ちの方も多数いらっしゃいます。

本来であればお客様からのリクエストには迅速に対応できる体制を常に整え、
女性が快適にお仕事が出来るように十分な配慮と
きっちりしたドライバーさんを常駐しておくことが望ましいといえます。

実際にはドライバーさんも当然経費が掛かりますから、
一日に準備できる車の台数は限られており、
状況によってはリクエストに瞬時に応えることが難しく、出発が遅れることもございます。
タクシーのように出張エリア内あちこちにお店のドライバーさんが点在しているわけでもございません。
対人間ですから相性の問題もありますし、この風俗業のドライバーさんは少し癖がある方が多いのも否定できません。

女性の移動の役割を担っているこのドライバーという存在。
あまり焦点があてられないわけですが、
実は非常に重要なポジションであると言えます。

今回はそのドライバーさんに関してお話致します。

1.ドライバーの出勤人数

派遣型においては無くてはならない存在のドライバー。
では一日に何人のドライバーが出勤しているのか?

これはもちろんお店の中心となる派遣エリアやお店の価格帯、そして経営戦略で変わってまいります。
私の経験上でざっくり言いますと『女性の出勤人数が2.5人に対してドライバー1台』が基本となります。
例えば、女性が10人出勤するのであれば4台、25人出勤であれば10台用意するという計算です。
この台数を準備しておけば、都内であれば完全送迎が大体可能な状況をつくることができます。

因みに都市部であれば派遣場所は一定の場所に集中しますから、
その分車の走行距離は短くて済みますので車の台数は少なくすみます。
郊外になると派遣先は散在してしまうため、
都市部に比べて必要台数は増える傾向にあります。

2.雇用形態と出勤時間帯

これもお店に拠る部分がございますが、大概は正規雇用ではなく業務委託である場合が多いようです。
週に5~6日の出勤で時間数は8時間前後。
出勤時間帯はやはり18時~翌6時の間が一番集中しております。

給与に関しては日給or時給での日払いが多く、
お店によってはそれに加えて走行距離に応じた手当てを付与する場合もございます。
例)1kmにつき10円支給etc

簡単な例としては時給が1300円で走行手当てが1km10円であるとします。
19時から翌4時までの9時間働いて、150km車を走らせたのであれば、
9×1300+150×10=11700+1500=13200円
こちらの金額がドライバーさんの収入となります。

3.ピーク時に備える

この記事をご覧の皆様にまずイメージをして頂きたいのは大型店の居酒屋。
居酒屋のピークタイムは通常は19時~22時の時間帯。
お店によっては10名以上のスタッフが出勤をしてこの繁忙時間を必死に乗り切っていることでしょう。
但し、開店準備の16時より全員が一緒に出勤する・・・ということはありえません。
通常は開店時間の少し前より2~3名のスタッフが出勤をし、開店準備に備える。
営業開始からピークタイムまでは仕込みを完成させ、徐々にスタッフも出勤してきて、
万全なお店の状態と十分なスタッフの人数でピークタイムを迎えるかとおもいます。

それと同様に派遣型のお店も開店からいきなり10数台のドライバーさんが仲良く一緒に出勤スタートする、
というわけではございません。

デリヘルのピークタイムは(お店によりますが)21時~翌2時ぐらいがかなり混雑する時間帯。
この時間帯に合わせてドライバーの出勤時間を調整しております。
例えば、17時から2台、18時から2台・・・といった具合にピークタイムに人員を揃えるシフトを組んでおります。
そしてピーク時である21時~翌2時の時間帯に十分な車の台数を備え、
お客様からのリクエストに迅速に対応できる体制を整えております。

4.売上の上下の落差と女性の出勤の不安定さ

ところがこのデリバリーヘルスという派遣型のビジネスですが、
『非常に売上の上下が激しい且つ不安定』であるといえます。
経営手腕次第な側面ももちろんあるわけですが、外的要因の影響を非常に受けやすく、
繁忙期と閑散期との売上の差が倍以上の開きが出てしまうのも珍しくはありません。
そして何よりも売上の源泉を担っているのは女性です。
女性の出勤があってはじめて売上がたちますから、
女性の出勤人数は売上に大きく影響を与えます。

しかしこの女性の出勤も当然「人間」ですから、不安定になりがち。
外的要因の影響を受けやすく且つ女性の出勤人数等によっても売上は変動しますから、
日々の売上に幅が生じてしまうことは不可避と言えるでしょう。

そしてそれに合わせて必要(或いは不必要)になるのはドライバー。
女性が多数出勤しているのに、お客様からリクエストが入っているのに、
車がないために派遣が出来ないという状況はあってはなりません。
逆に女性が5人しか出勤しないのに、車が5台近くあっては経費が大幅にオーバーしてしまいます。

そのため、見込まれる売上をある程度推測し、女性の出勤に合わせて、
つまり売上と女性の出勤に比例させて車の台数を調整しなければなりません。

もちろんドライバーさんも人間ですから、
通常は21時からの出勤のところを急に2時間前に来てくれ。
逆に今日は女性の出勤が少ないから休んでくれ。
といったことを毎日繰り返されてしまっては身体の負担にもなりますし、
収入も安定しなくなるため、お店から離れてしまいます。

4.経費を最大限に抑える

風俗業は荒稼ぎをしているというイメージをお持ちの方が
いまだに沢山いらっしゃるわけですが、そのようなことは決してございません。
実際には女性がサービス提供の主役なわけですから、
まずは女性が稼げる環境でなければなりません。

お客様から頂く金額の大半は女性の手に渡り、
残された金額から、莫大な広告費や税金、人件費を捻出するわけですから
手元には一般の方々が思っているほど多くは残りません。

その中で経費を調整できるのは限られており、
中でも内勤スタッフとドライバーの人件費調整は要となります。
特にドライバーの場合は、女性の出勤とお客様のリクエストの数にドライバーの出勤を比例させなければ
完全に経費を垂れ流すだけになってしまいます。
かといって先に述べたように経費を圧縮しすぎますと、
車が不足して急なお客様からのリクエストに対応できなかったり、
ドライバーも給与が下がり生活が出来なくなってしまいますから
ギリギリのラインを見定めて経営をしていかなければなりません。

5.車の台数は有限であるということ

以上のことより、見込まれる売上と女性の出勤人数をある程度想定した上で
必要な車の台数を算出して、その中でも限りなく効率よく配車が可能なようにシフトを組む。
10分15分単位でドライバーの人件費を調整して、
且つドライバーさんの給与を削ぎ落としすぎない範囲で経費を最大限に圧縮する。
このことから決して余裕のある車の台数が常に確保出来ているのかというと
そういったわけではありません。

ですので、時にはお客様からのリクエストに迅速に対応できない場合もありますし、
女性からドライバーさんにNGが出された場合は、限られた台数の配車をするにあたって
かなり悪影響を及ぼすことにもなるのが正直なところであるといえます。
女性から送りを希望されても笑顔でこたえるものの、
内心は必死に何とか車をやりくりしているというのが現実です。

ドライバーは無限に存在するわけではないということ。

【ブログ文末の最後に】
最後までお読み頂きまして誠にありがとうございます。
本記事に関して何かご意見やご感想を頂けると非常に幸いでございます。
私のTwitterアカウント
もしくはLINE(LINE ID =hayakahayaka)にて承っております。
皆様からのご意見&ご感想等をお待ち申し上げております。

姫予約の是非 風俗業界

風俗業界内では当たり前のように使われているこの『姫予約』とは何か?

通常であれば男性利用者からの問い合わせはすべてお店が受付をするわけですが、
予約の受付をお店ではなく女性が直接受付をすることを指します。

例えば、利用者と女性がメールアドレスやLINE等の連絡先を交換し、
予約をしたい場合にお店に連絡をするところを、
女性に直接「今度28日に利用したいのだけど予約出来る?」と伝え、
女性がそれをお店に伝えるケース等を姫予約と呼びます。

さて、この姫予約に関しては、
実は様々な切り口から非常に多くのことを語ることが可能です。
今回の記事では『お店側からみた姫予約の是非』に関してお話致します。
あまり聞けないような店側の本音の部分も含まれておりますので参考にして頂ければとおもいます。

1.店側は姫予約を良しとするのか?

まずこの姫予約そのものに関してはお店は良しと見ているか?
これは結論から言えば賛否両論です。
それを良しとするお店もあれば禁止をしているお店もあります。
そしてどちらのお店が正しいとは一概には言えません。
各お店の経営方針に拠ると言えるでしょう。
それではこの姫予約を良しとするお店はどのような考えを持ってこれを良しとするのか?
逆に姫予約を嫌ったり禁止するのはどういった理由であるのか?
簡単に述べていきたいとおもいます。

その前に、当然のことではありますが
姫予約を良しとするお店は前提条件として女性とお客様が連絡先を交換することを認めています。
*公認していなくても交換を認めたり、黙認している場合も含みます
姫予約を禁止しているお店は基本的には連絡先交換を厳しく禁止しているお店が多いでしょう。

それではそれぞれのお店の事情や考え方を見てまいります。

2.姫予約を歓迎するお店の考えは?

この姫予約を歓迎するお店の考え方としては、
端的に言えば『お客様がお店を使ってくれるなら大歓迎』という考えが軸となっている場合が多い。
利用に至るまでの経緯も重要であるが、店を利用すること自体は当然利益を生み出しますから
成約に主眼を置いているお店は姫予約に賛同しやすい傾向にあります。
雑な言い方をすれば、
「連絡先を交換していようがなんだろうがお店を使ってくれるならそれでOK」というスタンスです。

或いは女性が出勤時間外のプライベートの時間を割いて、利用者と連絡を取り合い、
それを直引きすることなくお店を通してきちんと予約を入れてくる。
兎角営業に関しては受身になりがちなビジネスである風俗業において、
積極的に自ら仕掛けをして利用者をお店に誘導したのであるから
その女性は賞賛すべきだという考え方です。
お店によっては姫予約につき一定のプラスバックをしているお店もございます。

店舗がお客様にプッシュする方法はかなり限られていますし、
それを行う為には正直なところかなりの時間を要します。
それを女性がリスクを負って代わって行うわけですから、
諸手を挙げて喜ぶほどのことであると言えるでしょう。

3.姫予約を禁止するお店の考えは?

それでは逆に姫予約を禁止するお店の考え方はどうであるか?
先に述べたように連絡先の交換を禁じていることにもつながるお話ですが、
これは第一に直引きにつながるリスクが非常に高いということ。
女性がお店を辞めるときに顧客を移籍先に引っ張られるリスクが高まることが挙げられます。

女性とお客様がお店を介さずに連絡を取り合うことが出来るようになると、
当然お店を通さずに外で会うことも可能になります。
そうなりますとお店としては売上はゼロになり、営業を存続することが出来なくなります。

また、これは女性からはあまり見えてこない部分ですが
受付が『店』と『女性』の二箇所になるため、女性が考えている以上に遥かにオペレーションが面倒になります。
利用者からの問い合わせを成約させることは、特に派遣型に関しては様々なことを勘案して成約させております。
利用者の希望時間、女性のスタート時間や上がり時間、利用場所、他のリクエストとの調整等…
この受付が二手に分かれてしまうと収拾がつかなくなることやトラブルが発生しやすくなります。
場合によっては全体の売上が下がってしまう可能性もございます。

最後に姫予約を禁止する理由の一つとして
利用者が店を介さずに女性と直接やりとりをするようになりますと、
悪質客に変貌し女性が危険な状況に置かれるリスクが高まります。これを避けるためもあります。
店が防波堤としての役割を担っていたわけですが、
それが取っ払われることにより利用者は店の目を気にすることなく女性にアプローチが可能になります。
そうなると性を扱っている産業であるが故に、次第にエスカレートするケースが多々ございます。

これは姫予約の是非というよりは連絡先の交換をすることのリスクのお話になりますので
今回は割愛させて頂きます。

4.最後に個人的見解

最後に私の姫予約の捉え方ですが、
私の考え方では姫予約は大歓迎の考え方にございます。

これは幾つか理由があるわけですが、
現在ですと数年前に比べて風俗業界はかなり成熟した市場であり、
膨大な風俗店が乱立して営業をしております。
かつては『お店が利用者を選んでいる』側面が強かったわけですが
現在では『利用者が十分にお店を選ぶ』側に立っております。
これは利用者だけでなく、働き手の女性にとっても同じことが言えます。

幾多の中から自店を選んで且つ直引きという誘惑に屈することなく、
堅実にお店を通して利用にまで至らせることは賞賛に値すると言えるでしょう。

それでは直引きや女性が退店時に顧客を他店に引っ張られるというリスクに関しては
どのように捉えているか?

通常殆どのお店は直引き(連絡先の交換含め)をルール違反として、
女性を罰する対象として捉えております。直引きをしたらまず問答無用に女性を非難することでしょう。
「連絡先を交換して、お店を通さずに会うとは一体どういうことだ?」
「ルール違反をしている女性が悪い。」等。
お店によっては罰金を強いているところもあることでしょう。
ルールという名の下に女性を一方的に罰するわけです。

私の考えはそれとは大きく違っており、直引きは店側にも責任があると考えております。

確かにお店を介さずに利用者と会って金銭の授受があった場合はルール違反です。
しかしそれは女性に対して店を通さずに利用者と会うことのデメリットやリスクを説明していない、
店を通して利用することのメリットを提示していない(例えばバック指名率を上げる等)ということ。

人間ですからメリットがある方や楽な方へ流れてしまうことは至極当然のことで
そうならないための仕組み作りを怠っていたお店側にも大きな責任や経営の甘さがあるといえるでしょう。

これは利用者に対しても同じことが言えます。
利用者がお店を通して利用することにより何かしらのメリットを受けられる仕組みをつくっていないこと、
利用者に対してルールを守って利用をすることを徹底して伝えれていないこと(これは本強も含む)。
直引きが起きることは、それをあらかじめ防ぐ仕組みを作れていない店側にも責任があるということです。

以上が経営側からみた姫予約の是非の考え方です。

【最後に・・・】
最後までお読み頂きまして誠にありがとうございます。
本記事に関して何かご意見やご感想を頂けると非常に幸いでございます。
私のTwitterアカウント
もしくはLINE(LINE ID =hayakahayaka)にて承っております。
皆様からのご意見&ご感想等をお待ち申し上げております。

新人女性に仕事をつける際に注意すること 風俗店 

今回は風俗店側からみた新人女性に関して、
中でも入店したばかりの女性にお仕事をつける際に
お店が注意している点をお話致します。

風俗で働く女性にとっても、業界に興味のある男性にとっても
おもしろい記事になるかとおもいます。

0)まず風俗経験の有無はどうか?

お店として一番初めに考えなければならない点は、
入店をする新人女性が今までに風俗のお仕事の経験があるかどうか?ということ。
当然経験が無いということであれば、
かなり慎重に仕事を成約させなければなりません。
クセ客や過去に本強があった利用客、特定の女性からNGが出ている利用客は
『問題のある利用者』として、すべて予約の対象から外すことにしております。
問題のある利用者からお問い合わせが入った場合は、
「既にご予約が一杯で受付終了です」と断るわけです。

風俗というお仕事がまったくわからない状況でお仕事にいきますから、
そこでの体験がそのまま彼女に降りかかってきます。
最悪な状況としては、お伺いした利用客の悪質さによって、
その女性の人生が大きく左右してしまい、
彼女を潰してしまうことにもなりかねません。

彼女がお店を退店してしまうリスク云々だけでなく、
彼女の人生そのものに大きな傷を残してしまいかねませんから。
それは絶対にお店側としては避けなければなりません。

ですので、この部分は必ず前提として考えなければならないといえるでしょう。

1)稼げないお店と思われないように優先して仕事をつける

現在はネットのインフラがかなり整っており、
利用客のほとんどがホームページを見て女性を選び、お店に問い合わせをしてきます。
面接をして採用が決まってそこから写真を撮りホームページにアップをする。
新人はたしかに利用客の目にとまりやすいとはいえども、
目に触れてもらう機会がゼロからスタートするため、
そこから絶え間なく仕事を成約させるのは至難と言えます。
まして指名客を持っているわけではありませんから、
尚更ハンディを背負ってのスタートラインと言えます。

しかし女性からすれば、
採用からの初日勤務や体験入店中というのは、
そのお店が「稼げるかどうか?」を見極める大事な期間です。
この期間に思うように稼げなかった場合は、
すぐに他のお店に移ってしまうことでしょう。

店の善し悪しを判断する一つの観点として、
「稼げるかどうか?」は多くの風俗で働く女性が重視しますから、
ここを期待外れにしないためにも、
新人女性には優先してお仕事をつけるのは一つ大原則となります。

2)「仕事」で埋めればいいというわけではない

ところが稼げるお店とおもってもらうために、
来る者拒まずのスタンスで、すべての問い合わせをお受けし、
とにかく予約で埋めてしまえばいいかというと
決してそうとは言えない状況もあります。

これは0)でお話した点が関わってくるのですが、
体験入店の女性というのは「稼げるお店か?」を見る一方で
当然「どんなお店なのか?」も吟味します。特に客層の部分。
入店して間もないうちに、クセのある利用客や
マナーの悪い利用客を連続でつけてしまうと、
そういった利用客が『すべて』だと勘違いされ、
「このお店は客層が悪い」と判断し、お店を去ってしまうことでしょう。

もちろんここは女性によって許容範囲に個人差があるわけですが、
新人女性に注意して仕事をつけなければならない重要なポイントの一つです。

逆にだからといって、あまりにシビアにフィルターをかけてしまい、
(問い合わせがきていても、質が悪いからと断りすぎてしまうことによって)
成約まで持ち込めず、体験入店の女性に待機時間(予約に空きが出る)が発生し、
稼げないお店と思われてしまう状況になっても意味がありません。

その日の営業の問い合わせの具合や、他の女性の出勤人数などを注視し、
また体験入店の女性の力量や経験等を加味した上で、
多少のクセ客でも成約にもっていくか、それとも別の問い合わせを待つか?
長年の経験から瞬時に判断をしなければなりません。

3)遠方の問い合わせも極力避ける

デリヘルは女性をお客様のところへ派遣するのですが、
『派遣したくない』というのがホンネです。
つまり、時間を切り売りするビジネスモデルの為、
あまり遠方に女性を派遣をすると様々なコストがかかることと、
回転が落ちるために女性の稼ぎが下がります。
それは即ち店の売上が落ちることを意味します。

これは体験入店の女性にとってもマイナスに作用します。
初日からあまりに遠方でのお問い合わせを受けてしまうと、
移動中で女性にストレスがかかり、
お店を離れてしまう可能性が出てきます。
入店して間もない女性は大抵の場合は
慣れない環境でのお仕事になるのでそれだけで精神的なプレッシャーを受けています。
そこに片道1時間以上かかるような遠方のお仕事をとってしまっては
過度な疲労を女性に与えてしまうことでしょう。

もちろんこの部分も先のお話のように、
どこまでを遠方とみるか?が女性によって感じ方が違いますし、
あまり『遠方』として断りすぎて、待機時間が発生して稼ぎにつながらなければ
全く意味がありません。

体験入店の女性の風俗経験がどれほどなのか?
それによって利用客の質をどこまで許容し成約にもっていくか?
派遣エリアをどこまで絞り、
女性の精神的負担を最小限にして、稼ぎを最大限にするか?

ここが新人女性に仕事をつける際の、
風俗店が注意している重要なポイントであると言えます。

利用時は信用が大事 風俗業界

今回の記事は特に男性向けの内容になるかとおもいます。
今まで非常に多くのお客様を対応してきて感じることの一つに、
多くの男性が気付いていない、見落としている点がございます。

それは『信用が如何に重要であるか?』ということです。
今回はこの見過ごされがちでも実は非常に重要なポイントのお話を致します。

まず前提のお話として、
このお仕事は世間一般からすれば「特殊」とみられがちなものですが、
他のお仕事と大きく変わらない、数あるうちの一つに過ぎないと認識しております。
ただし、いくつか『特徴』があることは確かであり、
一つには(保証を設けていなければ)女性がお客様のところにお伺いして
サービスを終了してはじめてキャッシュがうまれるということ、
(女性は出勤中は時給制であったり、給与が保証されているわけでない)
そして派遣されるのは“モノ”ではなく“一人の女性”であるということ。

それを踏まえた上で本題に入ります。

例えばどんな時に『信用が重要』であるか?いくつか例を挙げてお話します。

まず新規の利用客の方に関して。
これは一般的にもそうですが、新規顧客の獲得は企業にとっては非常に重要です。
一人でも多くのお客様に店の存在を知ってもらって、利用してもらう。
そのために莫大な広告費をかけたり、あれこれ工夫をするわけです。
大概の企業は新規問い合わせが入れば諸手を挙げて歓迎し、
自社のサービスや商品の良さを知ってもらう為に必至にセールスをすることでしょう。

しかし風俗業界においては新規客はお店からすれば『歓迎』な存在である一方で、
『警戒』すべき存在でもあると言えます。
今までの利用履歴がまったくゼロの状態であることと、
電話口の会話と電話番号でしか相手を認識出来ませんから、
相手がどのような存在であるかと警戒しなければなりません。
それは大切な存在である女性を責任をもって派遣するからが故に。

よくあることが架空のオーダー(いたずら)、あるいはマナーの劣悪な利用客、
時間に異常にルーズな人間、連絡がすぐに途絶えてしまう人etc
店に対して何かしらの不利益を与えるならまだしも、
女性に危害が加わることは絶対に避けなければなりません。

新規客はもう一度リピートしてもらいたい為に、
出来るだけ迅速に且つ人気のある女性を紹介したい反面、
劣悪な利用客であったり、利用ルールを守らないケースですと、
女性が精神的なダメージを負ってしまうリスクがありますから、店は非常に警戒をします。
それが原因でお店を辞めてしまっては、
店としては大きなダメージにつながります。
何度も利用しているお客様ならば、その特性を有る程度把握しているのでよいのですが
新規客は『信用の積み重ねがゼロ』の状態ですから、
初回の電話の会話や利用場所でいい女性を紹介できるかジャッジしなければいけません。

数あるお店の中から当店を選んでくれたことに喜びを感じる一方で、
既に利用したことがあるお客様と比べて警戒をしなければならない面があるということ。

このことは新規利用客に限ったお話ではなく、既に利用履歴があるお客様にも当て嵌まります。
一つ良い例としては、こちらが柔軟に対応するかどうか?
例えば多くのお店は予約可能な日を前日から受付、3日前から受付、一週間前から受付…
有る程度制限をかけているお店が多いと思います。
基本的にはこのルールに則って営業をしていることでしょう。

しかし接客業である以上は完全に型にはめて営業をするよりかは
柔軟性をもって接したり、顧客を優遇することにより、
利用者は特別視され、もてなされることで顧客満足度につながります。

ある人気の女性が一週間先の出勤が確定した。
でも受付は前日から予約受付をするというルール。
そんな時に優良顧客から一週間前から予約の問い合わせが入った場合に、
特別に予約を受け付けるというシーンもございます。

それはその優良顧客が『信用』を積み上げているから成せる業とも言えます。
利用客の中にはトータルで何年も利用しており、総額で何千万円と使っている方もいらっしゃいます。
100回近くお店を利用していて、
女性からのNGが一切無し、ホテルチェックインが遅れたこともなし、キャンセルも一度もないという、
利用履歴が完璧なお客様も中には多数いらっしゃいます。
そういった信用のあるお客様であれば、
「今回は特別に…」として優遇するシーンは多々ございます。

一方で利用履歴自体は多くても、
当日のキャンセルが多かったり、予約をしておきながら連絡がつかなくなる人が
同じように「前日から受付なんだけどさ、一週間後の○○ちゃんの予約取ってよ!」と言われても
当然予約を受け付けるわけにはいきません。
利用回数が多いだけで『信用の積み重ねが無い』といえます。

今までの利用履歴や利用回数をみて、
信用の積み重ねがどれだけされているかによって
融通をきかせたり、優遇をするということ。

利用履歴に問題があれば当然それに対して利用の制約が出てくると言うこと。
それは何故かと言えば、女性がお客様のところにお伺いしてはじめてキャッシュがうまれるビジネスモデルであること。
そして『モノではなく一人の女性が派遣されている』ということ。

信用の積み重ねが如何に重要であるか??
とても当たり前なお話なのですが、多くの男性はこのことに全く気付いていないのが現実です。

本指名といえども… 風俗業界

男性が風俗に遊びにいき、特定の女の子を気に入った場合は、
再度また同じ女性を指名をするケースというのは多々あります。
その場合は『本指名』とされて、
通常は男性客は1000円~2000円ぐらいの指名代を
女性に支払う(チップのようなもの)。

この指名代というのは基本的には全額女性の取り分となり、
女性の収入に直結することと、それだけではなく、
これだけ幾多のお店があり、多数の女性の中から自分を選んでくれたことは
女性の仕事へのモチベーションにもつながりますし、
自己承認欲求にもなる場合があり、
本指名は風俗で働く女性にとっては非常に重要な位置づけとなっております。

それだけではありません。
お店側としても利用客を再度お店にリターンさせることというのは
かなり重要です。
まず新規客を呼び込むには多額の広告費がかかっております。
小さい規模のお店でも月に数十万円や100万円以上かけており、
大型店では一店舗で数百万円の金額を投資しております。

男性利用客の需要を実際に利用までに至らせる導線をつくるには
多額の投資と経営手腕が要求されるわけです。
そしてやっと成約に結びついたとしても、再度またお店をつかってもらわなければ
ほとんど意味がありません。

そしてこのリピーターにつなげるためには
色々な要素が必要となりますが、一番その点を担っているのは
女性のサービスといえます。
店側が「入り口」の部分をつくり、
また再度リピートしてくれるための導線を作ってくれる女性、
つまり本指名が多い女性というのは、店側からは特に大事にしなければいけません。
もちろん再度リピートしてくれた利用客には、
好みの女性がみつかるように、あるいはお店を気に入ってくれるように
様々な工夫やセールストークをする必要があります。

このように、リピーター、風俗業界でいえば
本指名客というのは、女性からもお店側からも重要な存在であり、
手厚く保護されたり、優遇をする傾向というのは大なり小なりでてきます。

さて、ここからが本題です。
このように本指名客は大事であることは多少はお分かりいただけたとおもいますが、
逆に言えば何度かお店を利用している、そして女性とは一度は会っていることから
「利用客側も多少は融通をきかせてくれるだろう」といったように
甘えてしまったり、気を許してしまいがちな部分も出てしまいます。
これは女性側にも多少はあるとおもいます。

はじめて会う男性であればどんな人かまったくわからないですし、
色々な意味で警戒をするとおもいます。
しかし、一度でも会ってサービスを提供しているとなると、
距離感は間違いなく多少は縮まりますから、
気を許してしまう、つまり警戒心が薄らいでしまう側面がでてきます。

そのせいもあってか、
先日このようなトラブルがありました。
ある女性が1日に3本お仕事に行きました。
*3人の男性のもとについたということ
その女性をAさんとします。
1人目と2人目は本指名で、3人目はネット指名。
3人目の男性のもとに訪れたときに、Aさんは気づきました。
財布からお金が抜かれているということに。

つまり、1人目と2人目についた男性のどちらかが
Aさんの財布からお金を抜いた可能性が高いということ。

Aさんはひとまず3人目のお客様のサービスを終えた段階で、
店側に報告をしてきました。
その場で騒いでしまっては3人目のお客様に不快な思いをさせてしまう、
といった判断だったのでしょう。

まず今回のトラブルは、
金銭的なトラブルではあるのですが、
見るべきところは疑いがある利用客が本指名であったということ。
一見客がトラブルを起こして、二度と現れないといったケースをイメージしがちですが
2名とも、4、5回の利用履歴があり、
Aさんには2,3回目ぐらいの指名であるということ。

Aさんからすれば、初めて会う男性であれば
プレイの部分にしても今回のような金銭的なトラブル回避への警戒心も持っていますが
2回目、3回目に会えばお互い多少の気心がしれてしまい、
ついつい警戒心を緩めてしまいがち。
そこにつけこんでか、利用客はAさんからお金を抜いたのでしょう。

幸いにもAさんは財布をプライベート用と、仕事用の二つに分けていたため、
被害は少なく済みました。
デリのようなお仕事ですと、通常は1本いけばドライバーに落としを渡して
自分の取り分だけを財布に残しますが、とはいっても
金額が大きいために、2本3本いけば、財布の中身が10万円近くになる可能性も十分あります。

風俗で働く女性の方には注意してほしいことは、
まずひとつに『利用客を一人にしないこと、一緒に行動をすること』です。
そうすることでトラブルの発生率はぐっと下がります。
また利用客を一人にすること(たとえば、自分が部屋に残り、利用客がトイレにいく)で
ふっかけられる可能性もあります。
「俺がトイレに行っている間にお金を抜いただろ!財布の中身がないじゃないか」など。
こういったケースも実際におきているわけです。

そして今回のテーマのとおり、
『本指名といえども、決して警戒心を緩めないこと』です。
これは金銭的なトラブル以外もそうです。自分のプライバシーにかかわることは
気心が知れたといえども、決して口にしないこと。

特にこの2つのポイントが重要ですので、
改めて心に留めていただければとおもいます。

ある言葉を言われたら無条件に採用を見送る 風俗業界

「風俗業で働く人」と聞くと、
おそらくほとんどの方は「風俗で働く女性」をすぐイメージするかとおもいます。
何故か働く女性にかなりスポットがあてられているわけですが、
実際には他にも経営者や内勤のスタッフ、ドライバー、WEBスタッフ、カメラマン、
あるいは風俗店紹介サイト業者や専門の弁護士や税理士など、
風俗業に関わる方は非常に多くいらっしゃいます。

風俗業界も当然内勤のスタッフやドライバーの入れ替わりというのもあり、
不足人員が発生したら、求人広告等に掲載をして募集をするわけです。

今回はその内勤スタッフやドライバーの募集に関してお話します。

本題に入る前にですが、私は風俗業界に入る前というのは
業界と無関係のある企業に勤めておりました。そこでは都内のある繁華街の店舗責任者の経験もあるわけですが
そこではかなりの数のスタッフの募集受付と面接を行ってきました。
年齢層も幅広く、また学生から主婦の方、兼業で募集をしてくる方など様々な応募がございました。

応募理由も様々なわけですが、そのうちの一つによくあるものとしては
「貴店を利用したことがあり、お店もキレイでサービスレベルも高く、応募させていただきました」
こういった類のものがあります。

基本的にはこの類の志望理由というのはプラスに働くとおもいます。
何故なら、まず利用したことがある、実際に一度は来店したことがあるのなら
ある程度のお店のシステムを理解していますから、こちらからシステムの説明をする手間がかなり省けます。

また、ユーザー側の視点も少なからず持っていますので
採用後も仕事を教える面で全く知らないよりかは覚えは早い傾向にあります。

総じてお店の利用があるということは好印象を与えることでしょう。

さて、それではここからが本題です。
この風俗業界における求人募集は先にお話したように女性だけでなく、
内勤スタッフやドライバーの募集もあります。
この内勤スタッフとドライバーの募集に関してですが、
この業界においても先のお話のように、応募者の中にはこういった方がいらっしゃるのです。

「貴店を利用してすごくよかったです。応募をさせていただきました」

これはもちろん本人には悪気は一切なく、誠実な気持ちから応募に至るケースも多々あります。
しかし、残念ながらこの一言を伝えてしまうと私のお店では無条件に採用を見送ります。
メール等のフォームでこのフレーズをみかけますが、
容赦なくハネます。
また、もっと言えば連絡先の番号を必ず事前に応募者から頂くようにしておりますが
その番号で過去にお店の利用履歴がないかも必ず事前にチェックします。

これ、業界に関わらない方からすると
「え??そうなの?」と思う方もたくさんいらっしゃるとおもいます。
私もこの風俗業界に入ってからこのことを知ったときに意外な気持ちになりました。
*もちろんお店によってはこのことをきにかけることなく採用するケースもあります

理由としては非常に簡単なことで、
この業界は女性が第一です。利用履歴がある男性を採用した場合、
おそらくほとんどの女性は非常に仕事がしにくくなるとおもいます。
採用後の職種が内勤スタッフであれば、
「利用客に対しての案内の際に何か余計な言葉で案内をするのではないか?」
「他のスタッフに私のヘルスプレイのことをはなしていないだろうか?」
と考えてしまうでしょうし、
ドライバーとして採用したのであれば
そのドライバーと該当の女性が乗車になった際にはきまずいおもいをしたり
もしかしたら採用になった男性からあらぬ言動が女性の身に及ぶかもしれません。

他の業界では何気ないことでも、
この風俗業界においてはまったく違った捉え方をされるというのは
多く存在するということです。

女性の出勤の要請の是非

「25日に使いたいんだけど、○○さん出勤しないかな?」

デリの受付をしていると、この類のリクエストをお客様からよく頂きます。
つまり、出勤の予定ではない女性に対して、特定の日時で利用をしたいから、
女性に出勤できないかどうか聞いてみてくれないか?
ということです。

特に私のいるお店に関しては、出張客のお客様が相当の比重を占めています。
そうなりますと、出張の日がある程度事前に決まっているため、
その予定に合わせてご利用されたいというご要望が非常に多いわけです。

しかしこの業界の場合ですと、
出勤を確定することは利用する男性側が考えているより遥かに安易なことではありません。
兼業でお仕事をされている場合は本業の兼ね合い、
また女性ですから体調や精神状態によって万全なサービスが提供出来るか否かは
直前にならないと本人でさえわからないという事情もあります。
いずれにしても出勤を事前に確定させることは想像以上に難しいということ。

さて、このお客様のリクエストがあって(ない場合でも)お店から女性へ、
出勤を促す、要請することはどうであるか?というのを今回はお話致します。

まず、結論からお伝えいたしますと、
これはお店の経営方針、お店の規模、保証をしいているかどうか?などによってかなり変わるかと思います。
お店によってはそのリクエストを全てお受けしているところもありますし、
ケースによってはお受けしている、あるいは完全にお断りしている、女性によってはお受けしているetc
お店によって様々です。

そして私のお店ではどうしているかといいますと、
そのようなリクエストがあった場合は、『まず基本的には一切うけていない』というのが現状です。
理由がいくつかありますのでお話致します。

1.風俗のお仕事であるが故に、連絡をとりにくい

まず、基本的な考え方としては休みの日(女性が出勤していない日)に、
お店から女性へ連絡すること自体はあまりいいこととは言えません。
これは、風俗業界以外でもそうですが、休みの日に連絡をすることは、
プライベートに干渉するわけですから、緊急以外は避けたほうがいいというのがあるとおもいます。

ましてこのお仕事となると、身バレに注意しなければいけません。
もしかしたら女性は家族や友人・恋人と一緒にいる状態で、
こちらから電話やメールで連絡をすることで、風俗で働いていることがバレてしまう可能性もあります。
最悪の事態はなくても、休みの日にこのお仕事のことを思い出したくない、
そういった女性も多かれ少なかれいらっしゃいます。

そのために、休みの日にいきなり電話するのは、
私のお店ではご法度とされ、もし連絡をとるなら電話ではなくメールでまず一度確認をとる、とされております。

2.確認をするのに時間がかかる&トラブルになりやすい

では仮に女性からも「全然お休みの日でも連絡は大丈夫ですよ!」や
「お客様からリクエストがあればいきますよ!」といった言葉や風潮があったとしても、
この出勤のリクエストはトラブルが起きる可能性を孕んでおります。

「26日に使うよ!女性に出勤できるかきいてみてくれる?」と言われて、女性に連絡をしたとしても
確認をとるのに一定の時間がかかります。女性側もスケジュールの調整もありますから尚更です。
そして仮に都合がついたと女性からお店に連絡があったとしても、
それを今度はお客様側に伝わるまでに一定の時間を要します。

そうなりますと、あまりに時間がかかりすぎた場合に
どちらかが「あ、やっぱりほかの予定をいれちゃったよ」となるケースもあるわけです。
あるいは、双方が都合をあわせて予約を組んでも、
当日にどちらかがキャンセルになる可能性もあるわけです。

そのような状況になると「なんだせっかく予定空けたのに」となりかねません。
これは利用者側にとっても、女性側にとってもどちらでも言えるとおもいます。
良かれとおもって段取りを組んだことが、
結果的に双方にマイナスな影響を与える場合もあるわけです。

3.キャンセル等になった場合の保証はどうするのか?

あとはこのお仕事はお客様のところにお伺いしてはじめてキャッシュが生まれます。
通常のお仕事ならば月額固定給や時間給の場合が多いですから、
なにかトラブルやキャンセルの如何に関わらず、給与が支払われるとおもいます。

しかしこのお仕事は最低保証をお店が設けていない限りは、
キャンセルが発生すると女性は仕事を失い、給与はゼロとなります。

わざわざスケジュールを調整して、出勤をしてきたのに、
何も得られないとなると、かなり不満な状況になるでしょう。
そしてそれをお店が負担をするかというと、それも非常に難しい部分もございます。

4.スケジュールの調整が煩雑でオペレーションに過度な負担と混乱を招く

あとは規模の小さいお店ならば利用客数が少なく、在籍の女性も少ないからよいのでしょうが、
大きなお店になると一日の利用客数が非常に多いこと、女性の出勤人数も多いため、
そのようなリクエストを逐一確認をとったりすることは、
オペレーションとしては相当負担になります。
とてもではないですが対応しきれないというのがございます。

以上の主な理由から、私のお店では出勤の要請のリクエストを受けていないという方針で動いてます。
利用ユーザーの視点からすれば、非常に気持ちのわかる内容ではありますが、
この風のお仕事はやはりあまり干渉してほしくないという側面があることや、
お仕事をいくことでキャッシュがうまれるという特有の部分があるが故に、
通常の感覚とはどうしてもズレが生じるといえるでしょう。

初回がいかに大事か? 美容室を描く

皆様は美容院(床屋でもいいのですが)は、
いつも同じお店で利用をされますか?
スタイリストさんは同じスタイリストさんをいつも指名されますか?

利用する美容室を頻繁に変える方もいらっしゃれば
何年も同じお店、同じスタイリストさんにお願いしている方も
いらっしゃるかとおもいます。
あるいは、なにかの拍子でスタイリストさんを変えたり
お店を変えることもあるかとおもいます。
なかなか自分に合ったスタイリストさんが見つからず、
転々とされている方もいらっしゃることでしょう。

さて、私は美容院、正確にはスタイリストさんと
風俗で働く女性は非常に似ている点が多いと感じます。

今回はその中でも「初回利用」に関してお話してみようとおもいます。
風俗で働く女性の方々からよくご相談を頂くことの一つに、
「どのような時にまた指名をしますか?」
「どうしたら指名客を増やせますか?」といった内容を頂きます。
同じような悩みをお持ちの方に少しでも参考になれればとおもいます。

まずこの記事をご覧の方に考えてほしいことは
ある美容室を利用した時に、
また再度そのスタイリストさんを指名する時は
どういった時か?
ということ。

自分が思い描いていた髪型にしてくれたときでしょうか?
スタイリストさんの雰囲気(話し方や接し方)がよかったからでしょうか?
店内が非常に清潔感がありスタッフさんの感じがよかったからでしょうか?

では逆に、「もう2回目はないな」と感じる時はどのような時でしょうか?

イメージしていた髪型とかけはなれていたときですか?
スタイリストさんの接客に問題があったからでしょうか?

なにかしらの不満がなかったとしても、
自分が期待していたものや描いているものと違っていたり、
あるいは他のスタイリストさんと比較してどうしても何かが劣っていた場合は
同じスタイリストさんをわざわざ指名することはしないでしょう。

風俗で働く女性の方は(性別的な意味でも)
ユーザーの視点に完全にたつことは非常に難しいです。
しかし、今頭に描いたことが風俗業界でも同様のことがおきてます。
風俗を利用する男性の方は風俗に遊びに行った後に様々な思いを抱きます。
そしてそれは女性が美容院に行った後に抱く感想と
非常に似ているのです。

ある女性を指名した時に、
接客対応がよかった、イメージしていた以上によかった。
テクニック(美容院で言えばカットの技術)はイマイチだったけども
女性の人当たりがよくとても癒された。
こういった印象をもてば、再度指名をしてくれる可能性は高いことでしょう。

逆に初回に会った際に、
まあよかったけど・・・イメージとは違ったな。
対応が雑だったな。
流れ作業の様な対応だったな。

こういった印象を受けたら、
残念な事に「二度と指名すること」は決してないでしょう。

また美容院ですと、同じ美容室に足を運んで別のスタイリストさんを指名するのは
少し気が引ける部分があるかとおもいます。
その美容室にいけば、前回担当したスタイリストさんがいますから
微妙にきまずい部分というのはあるかとおもいます。
美容室の場合は初回利用でイマイチであったとすると、
2度目の指名はないのと同時に
そのお店の利用は2度目もない可能性があります。

しかし風俗の場合では最初に接客してもらった女性が自分とは合わなかった場合、
難なく別の女性を指名することが可能です。
つまり他の女性を指名しやすい環境にあるということです。

美容室であれば「まあこれでいいかな」程度であれば再度の指名につながるかもしれませんが
風俗においてはすぐに他の女性あるいは他のお店を利用するでしょう。
その意味で非常にシビアな部分があるかもしれません。

あるお客様を接客する際は「初回」というのは非常に重要です。
そこで気に入ってもらえれば、うまくいけば再度指名をしてくれるでしょう。
あなたが同じスタイリストさんをずっと指名することと同じように。

しかし、初回で失敗をしてしまうと、
残念な事にもう二度と指名してくれることはありません。

風俗を利用する男性側の視点にたつことは難しいですが
今回の例を考えてみるとその視点を少しでも掴むことはできるのではないでしょうか?

払う側にも責任があるということ

あまり例としては少ないのですが、
先日このような電話がかかってきました。

「あの~4日ぐらい前に利用したのですが、
2万円支払ったのにお釣りをもらってないと思いますが…」

こういった類の電話、おそらく風俗業界に関わっていない方でも
似たような経験のある方もいらっしゃるとおもいます。

さて・・・まず記事を読み進める前に
この記事をご覧の方は自分がこのような電話を受けたら
どのように対応しますか?
まずイメージして頂ければとおもいます。

では、この発言自体に関してですが、
金銭の授受に関しては受け取りと支払いが終えられてから、
ましてサービスが終了してからそのことに関して触れると言うのは
基本的には問題行為だと考えます。
これは、サービス提供側もきちんとした金銭の授受を心がける義務がありますが
サービスを受ける側(つまりお客様)にも問題や責任があるといえます。
*きちんと確認しなかったことの『非』

しかもこの利用者は利用したその日のうちならまだしも
数日も日にちが経ってからこのクレームをお店側に申告してきています。
デリヘルに関しては利用者(お客様)と女性の二人だけで金銭の授受をしますし、
レシートの発行などもありませんから、特に双方が注意する必要があるといえます。
仮に店側からその時お伺いした女性に連絡をとり、
「お釣りは返したの?」という確認をとったとしても、
「払った」「払わない」の水掛け論になることは明白でしょう。

ひとまずこの時点では事実関係の確認が必要なため、
「それでは○○さん(利用客)のご認識では、2万円支払って
5000円のお釣りをもらってないということでお間違いないでしょうか?」と
確認をとり、事実関係の確認の時間を頂くことで
後日折り返すと約束して電話を終えました。

結果としてはその1時間後ぐらいに
「やっぱり大丈夫でした」と電話がありましたが・・・

ここまでで利用客の意図として考えられるのは2つあり、
一つは純粋に5000円もらってないと勘違いして電話をかけてきたこと、
(実際には本当に受け取っていない可能性も十分考えられますが)
もう一つはお釣りを貰っておきながら、店に対してふっかけてきた可能性があること。

ではもしも「やっぱり大丈夫でした」という電話がなかった場合、
どのように対応すればよいか?ということ。
これは様々な対応方法が考えられます。

第一に考えられることは、
「支払った側にも責任があること」という考えに則り、
クレームが入った時点で突っぱねる対応。
これは話の仕方次第では利用者が納得しなかったり、
遺恨を残す可能性もあるため注意が必要です。
「そんなの日にちが経っているし返せるわけないだろ!?」と突っぱねても
利用者は納得しませんし遺恨が残る可能性が高い。
しかもこの類の利用者というのは、下手をすると嫌がらせ行為に走る可能性が高いです。
通常ならすぐその場でお店側に「お釣りを返してもらっていない」と発言するのが常識的ですが
後からこのような発言をするところから察して、内側に溜め込むタイプであるからです。
きちんと理論立てて説明をして納得してもらう必要がございます。

もう一つは逆に大きな問題や遺恨を残さないためにも
5000円をお客様に渡してしまう対応。
この対応ですと本件を解決させること自体は容易ですが、
真偽が非常に曖昧なままの対応であることと、
欠損金も発生するため店側としてはマイナスな面が非常に多い。
それらをすべて許容することを前提としてお渡ししなければなりません。

最後に当時の私がもしも対応していたのなら下記のような対応方法をとっていたことでしょう。

まず通常の風俗業界のお仕事以外の場合なら
支払いをした「スタッフ」に確認を念のためとります。
おそらく日数が経っているため大概は「おぼえていない」と返答するでしょう。
*風俗業界であれば女性を第一に私は考えますから
 このような質問を女性にすると、女性によっては気負いをしてしまい、
 利用客全体に対して不信感を抱く可能性があるので避けます
その過程を踏まえてから、このお客様に電話を差し上げて、
すり合わせる方向で話すでしょう。
ただ、そこで「じゃあ5000円お返しします」という方向には恐らく運ぶことはありません。
譲歩するのであれば、サービス券や次回利用時に半分の¥2500を割引として充当します。
*現金をお渡しせずに割り引き券として補填

半額にすることはお互いに非があるということ、
そして¥2500という現金を渡す行為をしないということは、
この状況で現金を渡してしまうと、万が一この利用客がふっかけてきているのであれば
それに屈してしまうことと、そしてこちら側が現金がマイナス¥2500となってしまう為です。

それであれば次回利用時に¥2500割引とすれば、
この利用客の方はさらに店側に利用料金を支払うわけですから、
割引分をそこで回収してこちらとしてはトータルで売上アップにつなげられることにもなります。

もちろんこれは利用者と会話をする中の駆け引きにより多少違いが出てきますが…

皆様ならこのようなケースの際はどのように対応されますか??

如何なる金銭の授受を伴うケースというのは
サービス提供側のが立場が弱い見方をされがちですが
金銭を受け取る側だけでなく、支払う側にも責任があるということを忘れてはいけないとおもいます。

モノやサービスそれ自体に価値はない

今回のお話は似た内容を聞いたことがあるかと思いますが、
『モノやサービスそれ自体に価値はない』をテーマにお話します。

まず『価値』とはなにか?

いろいろな『モノ』や『サービス』には価値があるとおもいます。
しかし多くの方はそれらのモノやサービスそれ自体に
価値があたかも埋め込まれているかのように考えていらっしゃるのですが、
実際にはそうでもありません。
モノやサービスそれらのもの自体には価値はゼロです。
それを見る人の頭の意識の中に価値が生まれる・存在するということ。

例えば、牛丼280円というものが販売されていたとします。
これは見る人によっては感じることは様々です。
ある人にとっては「牛丼280円は安い、一食280円で済むだなんて」と価値を感じ
ひたすら飽きもせず毎日牛丼を食べるかもしれません。
『とても魅力的な価値』と感じて牛丼屋に足を運ぶことでしょう。

しかし一方で、その牛丼自体がどれくらいの味か量かを考え、
それがどれくらいの価値かを考えれば「まあそれぐらいだろう」と思う方もいます。
『妥当な価値』と感じる方も多数いらっしゃることでしょう。

また更に一方で「そんな安い肉なんて、食べたくもない」と感じ、
その牛丼に価値を一切感じられない方もいらっしゃるでしょう。
そういった層は例え価格が牛丼10円で販売されたとしても
見向きもしないかもしれません。
『一切の価値を見出さない』ということ。

つまり価値を見出すかどうか、どれくらいの価値を感じるかは
その人の頭の意識の中にあります。牛丼そのものに価値なんてありません。

高級店で一切れ5000円で売られている肉はどうでしょうか?
これは高級店の肉以外の付加価値も入っているので比較がしにくいですが
肉そのものだけ今回は着目してください。

「肉に5000円も出すの??」という方もいれば
「いい肉であれば5000円ぐらい」と惜しげもなく支払う方もいます。
また、どんな肉なのかをきちんと説明をうけたことによって、
「あ、それなら5000円払ってもいいな」という方もいるとおもいます。
このケースですと、その肉に5000円という価値を見出したことになります。

価格が高くても見る人によっては「価値」を感じるということ。
それは価値がそれそのものにあるわけではなく、見る人の頭の中にあるからです。

このことはモノ以外の『サービス』にも言えることです。
特に『情報』に関しては殊更このことがあてはまります。

例えば、「ものすごく劇的に痩せる方法を5万円で教えましょうか?」
これはその情報の信憑性もあるかとおもいますが、
どうしても痩せたいという人にとっては無限の価値を感じるので買うでしょう。
しかし、痩せている人にとっては、そんな情報は価値なんてありませんから
例え1000円であっても「そんなの要らないよ」となるでしょう。

ここで、お金に関してお話しますと、
お金は当然ですが「媒介物」です。
単なる紙切れが、一定のルールを設けて千円、一万円という
誰にでも同じ数値化してみれるように決めた媒介物です。
そして人によってその千円、一万円という価値は異なります。
これが『金銭感覚』です。
金銭感覚というのはこれらの紙幣から感じ取る価値(感覚)を指すということ。

先に述べた『価値』と『金銭感覚』に関してですが、
この二つの関係性を考えることも非常に重要です。
たとえば金銭感覚が失われているというのはどういった状況かといいますと、
どんなものに対しても価値を考えることなく、自分の収入を顧みずに
無作為にお金を使うことを指します。
或いは、千円札、一万円札を見たときに、
そこから感じる価値が大多数の方が感じるそれとは明らかに異なる場合を指します。
*通常は感じ取る価値が小さいことを金銭感覚が失っているといいますが

ただし決して先の例のように痩せたい情報に5万円を支払う人が
金銭感覚を失っているというわけではありません。
それは価値の見出し方が人それぞれ違うだけに過ぎません。

さて、風俗業界に纏わる内容を書いているこの本ブログにおいて、
何故このテーマを綴っているのか?
それはこの風俗業界においても様々な場面でこの考え方が重要視されるからです。

同じ業種であるにも関わらず、非常に多種にわたって多くのお店が存在する。
価格帯も激安店から高級店まで非常に幅広い。
そこで働く女性は30万人を超えるといわれ、一生懸命サービスを利用者に提供している。
また、そこから得た金銭を思い思いに支払い生活をされています。
一方で利用者も当然非常に多く存在し、
それぞれ収入の違いもありますし、求めるサービスも異なります。

このように非常に複雑で固有性がある業界において、
価値というものが何であるかを考えることは肝要になってまいります。

『価値』というものは何であるか?
それはモノやサービスに備わっているものではなく、私たちの頭の中にあるということ。